ケミカルピーリングとは、グリコール酸や乳酸、またはサリチル酸などの酸を皮膚に塗布し、古い角質を除去して新陳代謝促進や皮脂の排出をスムーズにする治療法です。
古い角質が除去される事で、新しい細胞が産まれて新陳代謝が活発になり、コラーゲン生成も促進し、ニキビ跡の凹みだけでなく小じわなども目立たなくなっていきます。
■市販のピーリング剤より効果が高い
ピーリングは石鹸や化粧水などでも出来ますが、市販化粧品ではピーリング濃度が数%程度と低く、皮膚科で提供されているピーリングは濃度が高いため効果も高くなります。
■ケミカルピーリングは最も即効性の高い治療の一つ
医師の中ではニキビ治療にケミカルピーリングを一番に勧める医師もいるくらいで、ニキビ肌やニキビ跡の改善には効果が期待される治療です。
■欧米ではアンチエイジング治療に利用される
欧米では、しわやたるみの治療として高濃度のピーリング剤で治療されることがあります。ですが、東洋人の肌は欧米人の肌と比較して刺激に弱くトラブルも多いため、高濃度のピーリングは行われることはありません。
ケミカルピーリングの詳細
■ケミカルピーリングの効果
ケミカルピーリングは、ニキビ肌、ニキビ跡(痕)、色素沈着、くすみ、しみ、肌荒れ、小じわ、キメの荒さ、毛穴の開き、たるみなどの肌トラブルが解消できます。
■ピーリング剤の種類
・グリコール酸ケミカルピーリング
・サリチル酸マクロゴールピーリング
ケミカルピーリングというと、グリコール酸で提供している病院が多いですが、サリチル酸をマクロゴールという軟膏の基剤と組み合わせ、サリチル酸マクロゴールという形でケミカルピーリングを提供している病院もあります。サリチル酸マクロゴールピーリングは、グリコール酸ピーリングよりも治療回数も少なくて済み、効果が高いと言われています。
■治療回数の目安
治療回数は、グリコール酸ピーリングの場合は、2週間に1回のペース。サリチル酸マクロゴールピーリングの場合は、1ヶ月に1回のペースで、それぞれ効果が表れるまで続け、一般に3〜6ヶ月間続けると良いと言われます。
■治療内容
1:カウンセリングを行い、肌状態を診断。
2:洗顔、クレンジングをして肌に残った余計なメイクや汚れを取り除きます。
3:お肌の状態に合わせた種類、酸の濃度とpHのピーリング剤で最適なピーリング剤を治療部位に塗布し、古い角質を除去します。
4:ピーリング後は、パックによりお肌を沈静化させます。
■治療時間
治療時間は、顔全体の治療で30〜40分程です。
■治療料金
昔はこの治療は高価なものでしたが、最近では価格も安くなり、美容外科だけでなく、皮膚科・美容クリニックなど、多くの病院で行っています。現在では1回8000円〜15000円くらいが相場のようです。
■副作用・注意点
・治療後は皮膚が薄くなっているので保湿と紫外線対策が必要です。
・肌質により、治療後に皮膚が赤くなったり、まれに炎症を起こしたりします。
・体質によりケロイド(肥厚性瘢痕)が出来たりします。
ケミカルというと化学薬品を連想しがちですが、フルーツなどから抽出されたナチュラルな酸を使用するので基本的に安全な美容法と言えます。