消化不良・胃腸障害・消化器系の疾患がニキビ・肌荒れの原因?

胃腸障害 一般に、胃腸の調子が悪いとニキビや肌荒れを引き起こしやすくなるといわれています。

胃腸障害が直接ニキビを引き起こす原因になるとは考えにくいですが、間接的に肌荒れを引き起こす原因になることがあるようです。

胃腸不良とニキビ・肌荒れについて

消化不良を起こすと肌荒れにつながる?

胃腸障害の写真 胃腸の調子が悪いと食べ物が消化不良を起こして消化吸収が悪くなってしまいます。栄養素の吸収が悪化してしまうとそれが皮膚にも影響を及ぼし、肌荒れにつながる可能性があります。

胃下垂などでも消化吸収が悪く、肌荒れを起こしやすいといわれています。

胃腸不良は自律神経が乱れる原因のひとつ

自律神経が乱れていると食欲不振や胃もたれ、消化不良など引き起こすことがあります。反対に、胃腸の調子が悪く消化不良を起こすことでも自律神経が乱れる原因になるといわれています。自律神経と消化器系は深く密接しているため、どちらかが乱れるともう一方も影響を受けやすくなります。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、この二つが交互にバランスよく働くことで免疫が維持されますが、慢性的な胃腸障害によって自律神経が乱れ、免疫系のバランスを乱して皮膚炎を引き起こす可能性があるかもしれません。

腸内細菌バランス悪化によるビタミン不足

腸内細菌バランス ビタミンの多くは食事から摂取するほかに腸内細菌によっても産生されています。そのため、胃腸の調子が悪くなったり、自律神経の乱れによって便秘や下痢が慢性的になると、腸内細菌バランスが変化し、腸内細菌が作り出すビタミンが供給されなくなり、ニキビや肌荒れを起こしてしまう可能性があります。

ビタミンの中には食事から摂取するよりも腸内細菌の合成による供給のほうが重要な種類もあります。慢性的な便秘や下痢が続き、長期にわたって肌荒れが続く場合は、腸内細菌のバランスが極端に悪化しているかもしれません。

胃が悪いと口周りに吹き出物ができる?

胃の働きが低下した人は、口の周りにニキビができやすくなるといわれます。胃の働きの低下と吹き出物の関係は、はっきりとよくわかっていませんが、食べ過ぎによって胃に大きな負担がかかったり、ストレスなどによって胃の働きが低下しているとニキビができてしまったという経験をした人は多いです。

胃腸障害は口内炎を引き起こす?

口内炎は胃腸障害が要因となって引き起こされることがあるといわれています。はっきりとした原因は明らかではありませんが、消化不良などによって栄養が不足することで引き起こされたり、また、なんらかの栄養素が不足して粘膜に異常が現れ、口内炎や胃炎などを引き起こしているのかもしれません。

胃腸障害、消化不良を起こさないためには?

ピロリ菌を除菌する

ピロリ菌の写真 ピロリ菌は胃炎や胃潰瘍、そして場合によっては胃がんの原因になる細菌です。十分な免疫が備わっていない幼少期に感染するといわれ、お薬で除菌しなければ胃の中に住み続けるといわれています。このピロリ菌は日本人を含め、世界的に多くの人が胃の中に潜んでいるといわれています。ピロリ菌は、胃炎や胃潰瘍などの他に、胃酸の分泌を悪化させる働きがあることから、胃が悪くて消化不良を起こすような人はピロリ菌の感染が疑われます。

ピロリ菌の有無を確認するには、呼気検査、血液検査、内視鏡検査(胃カメラで胃の粘膜の一部を採取して確認する方法)などがあります。内視鏡で鳥肌胃炎や胃潰瘍が認められる場合は、検査なしでピロリ菌が存在すると判断されます。ピロリ菌の除菌方法は、抗生物質と制酸剤(プロトンポンプ阻害薬)による方法が一般的です。

ストレスをためない

胃腸は精神的な影響を受けやすく、ストレスは胃腸の働きを著しく低下させます。ストレスを抱えて胃腸機能が低下した状態では消化不良を起こしやすくなったり、腸内細菌のバランスも大きく変化するといわれています。そのため、ストレスを溜めないようにすることが重要です。

ストレス発散には、適度な運動が理想的です。他には、バスタイムなどもリフレッシュできる時間帯です。

過食、暴飲暴食を控える。

食べ過ぎは胃腸に大きな負担をかけ、消化不良や下痢などの原因になることがあります。特に就寝前の食べ過ぎや飲みすぎは、睡眠の質を悪化させて疲れがとれにくくなってしまいます。

お酒を適量にする

お酒の飲みすぎも胃腸の働きを悪化させます。また、胃炎の原因になったりすることがあります。お酒を解毒するためには、たくさんのビタミンやミネラルが消費されてしまいますので、肌がデリケートな時期は控えるようにしましょう。

タバコは吸わない

禁煙のすすめ 喫煙によってタバコの煙に含まれる有害物質が食道や胃を刺激することで胃炎の原因になったりすることがあります。また、タバコを吸と活性酸素を大量に発生させ、老化を進行させる要因になります。胃腸が悪い人や、美容と健康を意識する人は禁煙することをおすすめします。

消化薬を使用する

体調不良やストレスなどで消化力が落ちている場合は、消化酵素を含んだお薬を服用することで消化不良を予防することができます。消化剤はほとんど副作用がないため、長期的に使用できるメリットがあります。 【Amazon】消化剤 新タカヂア錠 250錠

食事と同時に冷たいものを摂取しない

食事中に冷たいものを摂取すると、胃が収縮して消化不良を起こすことがあります。また、人によっては冷たい物そのものが下痢や胃炎の原因になることがあります。胃が弱い人は冷たいものを避け、摂取する場合は温かいものと共に摂取したりするなどして工夫しましょう。

下痢体質の人は刺激物は取らない

下痢体質の人は、腸が慢性的な過敏症になっている可能性があります。そのような人は、腸管を刺激する唐辛子、キムチ、わさび、からしなどの刺激物の摂取は控えましょう。下痢が続けば、身体が衰弱して代謝が低下することがあります。

胃下垂の場合は筋トレで体幹の筋肉をつける

腹筋運動の写真 慢性的に消化不良を引き起こすような人は、胃下垂である可能性があります。また、姿勢が悪くて猫背のような前傾姿勢が続くことで胃腸が圧迫され、胃もたれや消化不良を引き起こしやすくなります。

胃下垂や猫背になってしまう原因の一つが筋力の衰えだといわれ、体幹の筋力が弱いことから、内臓が重力方向に下垂したり、姿勢を維持できなくなったりします。胃下垂や猫背を改善するには、腹筋や背筋運動などによって体幹部に筋肉をつけるトレーニングが有効です。