にきびとは、皮脂や角質などで毛穴がふさがれて皮膚が炎症をおこす疾患で、アクネ(acne)、面皰、初期段階ではコメドとも言い、一般的に青年期のものを「にきび」、成人の場合は「吹き出物」と呼んだりします。
にきびは特に皮脂腺が多い部分である顔、頭、背中、胸などに出来やすく、特にホルモンバランスが乱れる思春期に多く出来やすいことで知られています。
また、「アダルトにきび」と呼ばれる思春期以降に出来るにきびに悩む人も増えており、思春期に出来るにきびのように、過剰な皮脂分泌が原因だけじゃない場合もあり、きちんとした知識と適切なケアが必要になります。
にきびが出来る仕組み
にきびは溜まった古い角質や皮脂などの汚れが毛穴につまって皮脂の出口がなくなることで発生します。毛穴が塞がれると、空気のない場所を好むにきび菌(アクネ菌)が大量に発生して炎症したニキビへと発展させます。
毛穴の汚れを溜めないためには、きちんとした洗顔やスキンケアが必要になります。また、肌代謝をスムーズにして古い角質を溜めないようにすることも重要です。
にきび跡(痕)について
ニキビにおいて一番の悩みが、色素沈着や凹凸、クレーターなどの跡が残ることだと思います。特に大人になって出来るニキビは新陳代謝も衰えてることから治りにくく、跡になりやすいです。
ですが、現在では医療技術も普及し、例え出来てしまった色素沈着や凹凸、クレーター肌でも元の綺麗な肌を取り戻せる可能性が高くなりました。
他の先進国に比べて日本では美容医療の認可・進展のスピードが遅いのですが、近年では美容外科を中心に多くの皮膚科・クリニックがニキビ跡に効果のあるケミカルピーリングやフォトフェイシャル治療を提供しており、数年前と比べると格段に低価格で治療を受けることが出来るようになりました。
季節の変化によって変わる皮脂量
皮脂は、ホルモンバランスの乱れの他にも温度や湿度の上昇によって皮脂腺の活動が活発になることによっても増加します。
気温も湿度も低い冬では皮脂分泌の量が少なく、気温も湿度も高い夏では皮脂の量が冬の約2倍も増加します。しかも夏は汗をかきやすくなり、肌も雑菌が増えて汚れやすくなります。皮脂が増加することによって毛穴がつまりやすくなる夏は適切なスキンケア対策が必要です。
また冬は、乾燥や低気温によるターンオーバーの乱れで肌荒れを起こすことがあります。この季節も保湿などのスキンケアが必要になります。